ブルータスからのドミノ!

年末年始に読む本を探そう、とブルータスの読書特集を購入。200冊以上が紹介されていながらも、なかなか読みたい本はない。ざっくり読んだところ、5冊くらいかな。またその中で、Kindle化されている本は少ない。ロートレックの帽子、読んでみたいんだけどなぁ。。。

で、読みたくなった一冊が恩田陸のドミノ!。どうにもこうにも、群像劇は大好物で、もうそれだけでKindleの購入ボタンを押してしまう。

年末年始に読むつもりで買ったのに、もう一晩で読み終わってしまった! これは誤算だ。

群像劇はどうしても、都合良すぎでしょ、というツッコミたくなるところが出来てしまいがちで、本作もそれを言ったらキリがない。しかしながら、映画のように情景が目に浮かび、話はテンポよく進む。要は細かいところは気にしちゃいけないのだ。

頭からっぽにして、漫画を読むように楽しむ。後に残るものは特になかったけど、エンタメ作品なんてそんなもの。楽しんだもの勝ち!