この2週間で3冊の本を読んだ。
普段あまり手に取らない、自伝というか自己啓発というか、まぁ、俺すげーだろ、的な本。

読んだ本は、
片山正道「好きなことを仕事にしよう」
三谷幸喜「創作を語る」
の3冊。

この中で、興奮しながら読んで最高に面白かったのは、ズラタン。もう圧倒的。
サッカーを見るのは好きだけど、特別詳しいわけではない。ズラタンにそれほど思い入れがあるわけでもない。

それでも面白い。そして、ズラタンという人間(選手ではなくて)を好きになる。世界最高峰の選手なのに、これほどの苦悩があったのか、と共感する場面もあるし、芯の強さに憧れる。そして、家族や仲間を大事にする気持ちも、スーパーヒーローさながらだ。これはずっと手に持っていたいし、いつか、生ズラタンの試合も見に行きたい。

次点は、三谷幸喜
良かったのは、失敗したことややり残したことを正直に語っているところ。本音が見えた。ただ、読んだ後に残ってるのは、ウディアレンと刑事コロンボ、ビリーワイルダーという名前。そして、読み終わった日に、早速さよならさよならハリウッドを借りてしまった。

片山正道の本は読む必要がなかった。何の参考にもならない自慢話と自己顕示の固まり。まぁ、美大生相手に語った話の再録では、仕方ないか。

とにかくズラタンは面白い。スポーツビジネスの裏側もよく分かった。そして、今、本田圭佑ACミランにいることの凄さを改めて感じた。

たまにはこういった本も読んでみるもんだなー。当たりが見つかった気がした。