僕は自分の見たことしか信じない

サッカー選手、内田篤人選手の本。
内田選手のことをすごく応援しているものの、なかなか手に取る機会がなく、ようやく購入。

内田選手と言えば、イケメンで日本代表の、情熱的よりはクールな、泥臭いよりは爽やかなイメージの選手。女性ファンも多い。

元々自分もそういうイメージだったが、たまたま見た欧州チャンピオンズリーグシャルケ04アーセナルの試合で、野太い声で応援される内田選手は、その先入観とは違う印象を与えてくれた。

ん?なんか、こういう人だっけ。と思い、内田選手のことを調べ始めた。すると、これまでのイメージを覆すエピソードがたくさん。中でも、シャルケ04への移籍についてのエピソードは印象深い。0円移籍が日本サッカーの、ある意味で主流となりつつある中、内田選手はチームにお金が落ちない移籍はしない、と明言していたとのこと。それほどまでに情が厚く、チームや仲間への感謝の気持ちを持った人なのだと気付かされた。

この本は、そんな内田選手の本音が詰まっている。

特に、物事がうまくいかない時の気持ちの持ち方は、自分も試してみようと感じた。自分はスポーツ選手ではないし、日本を代表する何かを持っているわけではない。ただ、働いてお金をもらう以上、その領域のプロなのだから、精一杯仕事をして、たくさん試合?に呼ばれるように頑張らないと、という気にさせられた。

また、見に行きたいな。今度はシャルケ04のホームで。