テレクラキャノンボール2013劇場版

知り合いから、是非に!とお勧めされ、ついつい見てしまった映画、、、ではなく、まぁ、AV。

しかしながら、会場の映画館の4割近くは女性客。立ち見が出る盛況振りに驚きを隠せない。

映画の中身は、検索すれば出てくるので割愛。ネタバレもしたくないので。

こういう、バカバカしい競争って、すごく楽しい。jackassとか好きな人なら本当に面白い。テレクラでとんでもないおばさんが出てくる時など、腹がよじれるほど面白い。

ここに出てくる人たちにやらせはない。なぜ、出会い系やテレクラに入り浸り、ナンパされて簡単に着いて行ってしまうのか。共感は全くできなくても、そこにあるのが現実。突き動かされるものがある。

そして、これが説教臭いジャーナリズムではなく、ただの冷やかしでもないのが、レースであること。彼らは真剣に勝ちに向かっている。そこまでやらなくても、と見ている方に思わせるほどの執念。そこにも凄みがある。

万人に面白いものではない。
バカバカしくて、でも、胃の中から込み上げてくるものがある。語らずにはいられない、そんな映像だ。

映画を見終わった後。
会場から出てくるお客さんの表情は、男性はグッタリしていて、女性は笑顔だった。男性から聞こえるのは、いやー、いやー、との感嘆?の声。一方女性は、興奮気味に、⚪︎⚪︎さんのこと、好きになっちゃった、とすごく前向きに受け入れていた。

本当に、女性は強い。なぜかそんなことを帰りながら家路についた。