世界を変えた10冊の本
池上彰が好きだ。
かっこいい。ああいう大人になりたかった。
わざわざ追いかけるつもりはないが、テレビを付けて、出ていると見てしまう。幅広い見識と、多面的なアプローチが持ち味、だと勝手に思っている。
そんな池上彰の書いた本を読んでみようと買った、表題の本。
主に、宗教と経済の本。今起こっている社会的な事象の原因を、紹介されている名作にひも付けていて興味深い。
この本の評価は、読み手の元々の知識レベルに依る。経済についてほとんど知識のない自分にとっては、なるほどーと思わせられることも多く、また時々眠たくもなった。興味深く読み進められるものの、その本に何が書いてあるか、よりも、その本から池上彰の視点により何を読み取るか、が記憶に残る本であった。
池上彰が好きなら、前向きに読めると感じた。