善き人たちのソナタ

this is for me.
うろ覚えだけれど、確か、この映画の最後のセリフ。とても印象的。すごくカッコいい。自分の行動にプライドを持った男の顔をしていた。

旧東ドイツの生活が、どんなものだったかは、なかなか日本に暮らしていると分からない。近代社会を知る上で、非常に勉強にもなる。イデオロギーと個人の欲望。結局、市民がバカを見るのが社会なのか。

ナチスドイツ時代の映画は多いが、戦後から現在までのドイツが舞台になっている映画はそれほど見たことがない。

とはいえ、歴史に詳しくなくても、この映画はわかりやすい。主人公の心の移り変わり、引き込まれるように共感し、慰められた。

それにしても、こういう社会がつい最近まであったんだな、と思うと怖いものだ。日本も戦後50年とちょっとなんだなぁ。。。