マリーゴールドホテルへようこそ

邦題はこんな感じだったはず。

歳をとり、老後をインドで暮らそうとマリーゴールドホテルに集まる老人たちの話。

インドのことが好きだったり嫌いだったり。お金があったりなかったり、独身だったり家庭持ちだったり。人によって価値観は様々。色々あるけど、最後はなんとなくハッピーエンド。観ていて気持ちのいい映画だった。

インドには行ったことがないけれど、老後、いきなり移住しようとするこの映画の登場人物には驚かされる。ただ、何十年も働いた結果住める家がこんなもの、という感覚。日本でもそう変わらないような気がする。
きっとこういう話は現実的に日本でも起こるだろう。その時自分はどういう行動を取るか。

老後のことなんて、考えたくもない。ただ、考えないといけないな、とも思わされた。

イギリス映画おなじみのベテラン俳優たちのおかげで、飽きることなく楽しく観られる。お正月映画に、家族揃って観るにはうってつけだ。